アクセシビリティのヒント20
10 アクセスガイド
iPadで動作するアプリを一時的1つに制限で きます。例えば、授業中に使用するアプリを限 定することで、児童が他のアプリに気を取られ ずに学習に集中できるようにカスタマイズが可 能です。
アクセスガイドの設定
アクセスガイドは、1つのアプリケーションに集中できるようにサポートします。ホームボタンまたはジェスチャを無効にして、 iPadで使えるアプリケーションを一時的に制限することができます。
アクセスガイドをオンにするには、設定アプリケーション、アクセシビリティの項目、アクセスガイドを選択、
アセスガイドをオンにします。そして、 操作を制限したいアプリケーションを開きます。
例:ガレージバンドでの設定
この例では、GarageBandを開いてみましょう。ホームボタンをトリプルクリックすると、アクセスガイドが始まり、設定画面になります。
アクセスガイドの設定画面では、オプション設定が可能です。
オプションの中では、許可されている操作のスイッチがオンになっています。
オフになっているスリープボタン、ボリュームボタンに関しては操作が制限されている状態です。
アクセスガイドの開始
この状態で開始をタップします。
開始の際には、 アクセスガイドを設定するためのパスワードが必要になります。パスワードを忘れないようにしてください。
パスワードを設定すると、アクセスガイが開始されます。
アクセスのが開始されると、ホームボタン、トップボタンをクリックしても、操作が制限されていて、GarageBandを終了、 もしくはほかのアプリケーションを開くことができません。
アクセスガイドの終了
アクセスガイドを終了するには、再びホームボタンをトリプルクリックします。そして、 先ほど設定したパスワードを入力します。
そして、アクセスガイドを終了をタップします。アクセスガイドが終了されると、アプリケーションを終了することができます。
アクセスガイドによって、不用意なタップやジェスチャによる学習の妨げを軽減したり、 子どもたちが授業内で使うアプリケーションを一時的に限定することができます。
動画制作者プロフィール
尾崎 眞啓
Apple Professional Learning 基礎スペシャリスト
長年にわたるApple製品のサポート経験から、2022年にApple認定「Apple Professional Learning基礎スペシャリスト」のライセンスを取得。GIGAスクールにおけるiPadの活用方法を「分かりやすく」「楽しく」伝える事をモットーに多くの学校を訪問し、iPad研修をご提供しています。